こちらはいただいた相談やあるあるなお悩みにちょっと辛口でズバッと答えていく新コーナー
人生相談に真剣に答えます。
今回のテーマ&お悩みはこちら。
友人もいない見知らぬ土地で子育て中、孤独でひたすら辛いです。
友人もいない見知らぬ土地で子育てをしています。夫は帰宅時間も遅く、土曜も働いています。
孤独で押しつぶされそう。たまに、何のために生きているのか分からなくなります。アドバイスをください。(29歳/女性/主婦)
見知らぬ所での子育て大変ですよね。よく分かります。
旦那様も仕事が忙しく、余裕がない様子を見ると、家にいる自分が我儘を言ってはいけないな。とつい自分を追い込んでいるのではないか、と察しています。
私も新婚時代、生まれ育った福岡県から夫が勤務する佐賀県に移り、慣れない土地で初めての子育て。
とても大変でした。夫は新米銀行員で、毎日10時過ぎにならないと帰ってきません。
土曜日も夜遅くになり、赤ちゃんをお風呂に入れてくれる事さえもできませんでした。
出かけようにも車は夫が通勤に使うので、家にこもる事しか出来ず、私も新婚当初は、孤独感一杯で相談者さんと同じように押しつぶされそうになっていました。
孤独ほど、辛いものはありません。
時間が通常の2倍、3倍も遅く進んでいるような気がして、1週間が過ぎるのがまるで1か月かかるようなそんな錯覚さえありました。
ある意味で、「孤独」という名の精神的な病気に陥るのです。
相談者さんの「何の為に生きているのか、分からなくなる。」というこの言葉で、兆候が見えてきています。
これは治さねばなりません。私も30年以上経ったからこそ、あの時ああすれば、こうしておけば、と分かる事がたくさんあります。
現代の流行にも沿ってアドバイスしたいと思います。
まずは、ネット環境を整えてください。
携帯電話だけでなく、プロバイダーと契約してパソコン環境を整えましょう。
ここに少々のお金がかかるようでも、それは、治療の一環として組み込みましょう。
そして、子育てサイトを探します。
例えば、「ママそら」という子育てサイトがあります。
代表の女性は、働く女性から結婚出産を経験し、退職。
夫の転勤で全く知らない所での育児生活はとても困ったそうです。
なので、自分のようなママを繋いで情報を交換していこう、と思いついたのが「子育てサークル」を作るきっかけになったとの事。
今ではたくさんの支部が出来、積極的に活動をしてあります。
ネット上でのアドバイスや、やり取りが基本ですが、各地でいろんなイベントも行われているようです。
こういったママの子育て情報共有サイトは探せば探すほどたくさん出てきますよ。
最初から外に出て、活動するのも子連れだとなかなか大変なので、まずはこういう所に自分の声を届けてみる事からスタートしてみて下さい。
自分の置かれている環境や、自分の悩みを少しずつ語りかける事から始めてみたらどうでしょう?
「はじめまして。慣れない土地で孤独感に満ちた子育てをしています。一緒に悩みを語り合える方を探しています。」とネットを通じ、手を挙げてみると返信をしてくれる方が必ず見つかりますよ。
Facebookなどで昔の友人を探して連絡を取り合ってみるのもよいでしょう。
子どもを産んだことで、もう一度繋がったりするものですよ。
人間は、やはり刺激して貰わないとなかなか「やる気」が起こらないもの。
頑張っている子育てを仲間(ここではネット上で出来た友人も含みます)と共有し合いながら進めていくことがひとつの刺激になります。
パソコンはそういった意味では、たくさんの共有や可能性ができるので、子育てママにとってはどらえもんの「ポケット」に匹敵します。
あなたが、真面目な努力家さんだったら、子供のお昼寝中に資格の勉強をするのもよいでしょう。
また、パソコンでの画像処理や動画編集の勉強をして、両方の祖父母に赤ちゃん記録を作って送るのもよいでしょう。
ドラマ鑑賞もお勧めです。無料の動画サイトもたくさんあります。
私は韓国ドラマが大好きなのですが、月額500円位で配信してくれるサイトもあります。
私は、その感想をネット仲間とやりとりしながら、ハラハラドキドキする時間を自分の趣味の時間と決めて楽しんでいます。
私が子育てしている時代は、携帯電話もなければ、パソコンなどもなく、お金もなかったので、孤独を解消する術が中々ありませんでした。
今は、これだけネット環境があり、社会と繋がる事ができるので、これを使わない手はありません。
そこから、何かが開けます。
それに合わせて、何か新しい事も始める事です。自分の為の時間を見つけて初めて、家事育児も張りがでてくるというものです。
1日の楽しい過ごし方を少しずつ自分でコーディネートしていきます。
育児家事はこうでなければならない、という縛りを作らず、まずは自分が1日楽しめるように考える事からスタートしてくださいね!
頑張って下さい!