こちらはいただいた相談やあるあるなお悩みにちょっと辛口でズバッと答えていくコーナー
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共働きなのに夫は「年収が低い方が家事をやるべき」と言います。どうやって説得すればいいのでしょうか。
結婚して2年の割と新婚です。結婚前の同棲中からほとんど家事はやってくれない夫でしたが、結婚後は更にそれが加速。
私も働いているので正直体力的にキツく、夫に「家事を分担してほしい」と頼みました。
しかし夫には「お前は年収が低いんだから、その分家事も担当するべきじゃない?」と言われてしまいました。
年収が低いのは負い目でもあるので正直悲しいです。どう説得すれば、夫は家事を分担してくれるようになるのでしょうか。(女性/32歳/サイト運営)
今回は、家事を分担してくれないご主人についてのご相談。
なんとも、幼稚なご主人様ですね。
まるで「家庭の家事」が罰ゲームのようです。
核家族世代になって、世の母親は息子に対し、至れり尽せりのお世話をしてきた結果でもあるかも知れませんね。
まずは、このご主人に対し世の中の多様な仕組みを理解させる必要があります。
夫婦の形は様々です。家事もその家々で価値観は様変わりします。
家事が得意な男性も居れば、男性よりも稼ぐ女性も居ます。
さて、あなたの家庭の家事は、どちらもやりたくないものなのでしょうか?それとも、お互いの忙しさが等しく、家事に割ける時間の取り合いなのでしょうか?
察するに旦那様は、家事が面倒くさく、自分はやりたくないので、あなたに押し付けたい。
その理由付けとして「年収が低い事」を挙げているのでしょう。
あなたは、共働きなのに、そういう考えには納得できない、という不満でしょう。
家庭を築いていくこと、毎日生活をしてく事は大変な事です。家賃を払って、税金、公共料金を支払う。
生きていく為に必要不可欠な食事をし、よりよい生活の為には掃除洗濯もしなければならない。
そもそも、これらは、人が一人で生きていくにしても、自分でやらなければならない事です。
夫婦になれば、二人での共同になりますが、それでさえも、どちらか一方がどちらかの為にやるものでもありません。
こういう場合は、はっきり直談判するしかありません。
年収にこだわるのであれば、それぞれの年収に応じた生活費を算出するのもよいでしょう。
家賃、公共料金は、年収に応じてパーセントを算出し、それぞれの給料から出す金額を決めます。
そして、食事にかかる実費とは別に、作る人に手数料を換算する。
一般にお手伝いさんを雇うと、時給でも最低1500円はかかります。
だから奥様が家事をする手数料を換算して貰いましょう。
年収などにこだわる人は、金額に換算しないと理解できないので、すべて家事を金額に換算するという「強行手段」に出る事をお勧めします。
夫婦とは本来、助け合わなければ成立しません。
お互いがお互いを思いやる気持ちで作り上げていくものです。
男性も家事のひとつも出来ないと、将来、自分が困ることになります。
最近、「私が居ないと夫は何もできないので、旅行もできないんですよ。」と自慢げに言う奥様が居られますが、私に言わせるとこれは自己満足でしかないと思います。
反対を言えば、何もさせなかったからこそ、その旦那様は覚える機会がなかったとも言えます。
こんな男性は、妻に先立たれた時に、何もできず、社会性も乏しく、さみしい老後を迎える結末になってしまいます。
なので、老後の為にも断固とした態度でご主人に理解して貰いましょう
まずは、自分の家事に対する価値を理解させることです。
それが分からないのであれば、やってあげない事。自分の事は自分でしましょう、と突き放す。
具体的には、料理を奥様がやるのであれば、風呂掃除、食器洗いはご主人にさせる。これで、家事の時給はチャラになる。
そんな考えた方からスタートしてみてはどうでしょうか。
これからの人生の方が長いのです。
是非とも、少しずつ、ご主人に「家事慣らしをさせていく事」をお勧めします。