一生に一度しか経験しないと思う人は多いかもしれませんが、何らかしらの原因があってお別れする夫婦も少なくないと思います。
生涯を共にする相手は、人生の時間を共有する上で居心地の良い人とでないと、長続きさせるのは難しい事ですよね。
それでも、一緒にいたいと思える人が再び現れたら、『また結婚を…』という考えになる事もあるのではないでしょうか☆
今回、《再婚》に関するプロポーズエピソードをご紹介いたします♪
エピソード紹介♡もう一度挑戦する勇気を。再婚エピソード2選
■子どもと一緒に幸せに
私が初めて結婚したのは10代の頃。
今で言う所の授かり婚でした。
けれど時が過ぎる中で、夫婦としてそして親として過ごしている内に、気持ちの擦れ違いが起こってしまったんです。
お互い大嫌いになったという訳ではなかったのですが、私が23歳になり娘が5歳になった頃、一緒に暮らすのは無理だと離婚を決意。
娘は私が育てる事に同意してくれたので、心機一転新しい土地で娘と二人っきりの生活をスタートさせました。
娘は人見知りをする事もなく良い子だったので、ご近所さん達ともすぐ打ち解けることが出来ました。
1年半程経った頃、お隣に男性が引っ越してきました。
彼は子供が大好きだったようで娘ともすぐに打ち解け、土日は近くの公園で遊んでくれるような心の温かい人でした。
土日は三人で公園へ出掛けて、作ったサンドイッチで昼食をとるという事もするようになったんです。
当時は、私よりも娘の方が彼を気に入っていました。
一緒にお風呂に入っている時によく、『あたしねー、〇〇さん(彼)と結婚する!』そう言っているのを微笑ましく聞いていました。
でもある時娘が、『ママと〇〇さんが結婚してくれたらいいのに』と言い始めたんです。
どうやらその話は彼にもしていたようで、ある日娘が昼寝している時に聞かされました。
彼は少し照れた感じに、
「〇〇〇ちゃんは本当に良い子ですよね。この子のお父さんになれたら、幸せだろうな~とは思いますよ」
「…でも……」
「お付き合いもしていないのにって思ってるかもしれないですけど、どうでしょうか。僕と結婚する事を前提にお付き合いしてみませんか?」
「け、けど…私バツイチですし…」
私には自信がありませんでした。
「う~ん、僕は気にしませんけどね。あなた達を幸せに出来たらと思っています。」
「幸せに…」
今考えると、これが最初のプロポーズだったと思います。
私も彼のことをいつしかとても信頼していたので、お付き合いする事に決めました。
娘にそれを報告すると、飛び跳ねる程喜んでくれました。
半年程経ち、娘の誕生日会をした日の夜、彼から正式なプロポーズをされました。
「やっぱり僕は二人を幸せにしたい、後悔させない。結婚してくれませんか」
「…はい、宜しく…お願いします」
「やっっっっった!!!」
会話を聞いていた娘が、泣きながら『ママ、ママ…よかったね。』と言って抱き締めてくれました。
小さな娘のお陰で素敵な人と出会えて、その人と夫婦・親になれるまでに至った事を考えると、私も泣き出してしまいました。
そんな私達をしっかりと抱き締めてくれた彼とだったら、家族全員幸せになれると確信した瞬間でした♡
■バツイチ同士の新たなスタート!
バツイチ同士の二人が出会ったのは、同じジムに通っていた事がキッカケ。
ほとんど時間も曜日も同じタイミングで来る彼と、最初は友人として接していました。
けどお互いの事を少しずつ知っていくのと同じくらい、徐々に好きになっていったんですよね。
しばらくしお互いにバツイチだという事を知ってから、臆病になっていたけど『この人とだったら…』と真剣にお付き合いを開始する事に。
一年程お付き合いをして、私の誕生日に彼からまさかのプロポーズをされたんです!!
「友人として半年、恋人として一年君と過ごして結婚したいと思ったんだ。お互い結婚に対しては臆病になってるのは分かるけど…二人でもう一度結婚にチャレンジしてみない?」
「私でいいの…?もっとよく考えなくてもいいの?」
「ははっ、そういうと思った。勿論、君でいい。いや…むしろ君じゃなきゃだめだよ」
「…うん、結婚してください」
こんな風に言われたら、断るなんて出来ませんでした。
最初から断るという考えを思いつきもしませんでしたけど・・(笑)
お互いゆっくり夫婦関係を築いていこうと話して、再婚する決意を固めた日になりました。
いかがでしたか?
一度離婚すると、恋に臆病になってしまうこともあるのではないでしょうか。
「再婚」のイメージも変わってきています。
一歩を踏み出せない方や、どうしても尻込みしてしまう…という方は、前に進んでみると、もしかしたらいい事があるかもしれませんよ♪
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