女性なら誰もが持っている夢のプロポーズシチュエーション。
今回はそんな夢のシチュエーションが叶わなかった、ちょっと残念なプロポーズエピソードを紹介します。
正直微妙!?ちょっと残念なプロポーズエピソード
当時結婚の話さえ出ていませんでしたが、大学時代から付き合っていた私たちは、両親も公認、周囲からも「まだ結婚しないの?」急かされるような仲でした。
私の就職にともない同棲を開始してから5年、そろそろ結婚?と思っていた頃。
彼が唐突に「次の金曜、食べたいって言ってた創作フレンチのディナー予約したんだ。これからの事とかゆっくり話したくて。」と言い出しました。
私は直感でプロポーズされる!と察しました。
嬉しくて、その日のために彼に内緒で新しいワンピースを購入し、ディナーデートの日を迎えました。
仕事が終わり、ルンルンしながら新品のワンピースに着替え、しっかりメイクを直し、準備万端でディナーへ。
夜景の見えるオシャレなお店でした。
しかし・・・席につき、美味しいしいコースを味わい、食後のワインを飲んでも彼からプロポーズの言葉はいっこうに出ることはなく、いつも通りの他愛もない会
話をして、とうとう食事を終えてしまいました。
・・・ガッカリでした。記念日でもなければ、プロポーズでもないのに、なぜ高級店に連れてきたのか理由が分からず。
プロポーズの妄想をしていた自分がなんだかみじめになって、内心ふてくされて帰宅しました。
いつも通り帰ってすぐ化粧を落とし、部屋着に着替え、テレビを点け、美顔ローラーをコロコロさせていたら、同じく部屋着に着替えた彼がポケットから四角い箱を取り出し、一言。
「結婚しよう」
もちろん私の返事は「はい。よろしくお願いします。」でしたが・・・・。
それにしてもなぜ1日の中で、一番気を抜いた一瞬にプロポーズしてきたんだ!??という思いでした。
せめてあと5分早ければ、綺麗な姿でプロポーズを受けれたのにと
女として小さい頃から思い描いていたキラキラしたプロポーズのシチュエーションと現実があまりに解離していて、悲しくなりました。
それでも無事結婚し、今では幸せな家庭を持っています。
主人にあの時なぜレストランでプロポーズしなかったのか聞いてみたら、「確かにレストランでプロポーズするつもりで予約したけど、やっぱり普段家で口半開きにしてテレビ見てる、素顔のお前の方が好きだったから。」という理由で、わざわざ帰宅してからプロポーズしたのだそう。
私からするとちょっと残念なプロポーズだったけど、私のそのままの素顔を好きになってくれた主人と結婚して幸せです。
いかがでしたか?
思い描いたプロポーズではなく「現実にはこんなもの」かも知れませんが、大事なのはお互いの気持ち。そんなことに気づかされますよね。
かといって、プロポ―ズに憧れを抱いている女性もいるので、あまりにも夢のないプロポーズは極力避けて欲しい・・そんな乙女心です。