今回は全ての女性が恐れる結婚詐欺のエピソードをご紹介します。その恐ろしい手口にご注意!
簡単に結婚しようという男には注意!恐怖の結婚詐欺エピソード
その頃の私は、看護師として働きながらも英語の専門学校に通い、後進国の看護指導者になろうと、勉強していました。
専門学校で一緒のA子と一緒に、夜カフェで課題をこなす日々が続いていました。
そんな日々に終わりを告げたのがA子の海外研修。
残された私は、夜勤の始まる前に同じカフェで勉強を続けていたんです。
「今日も頑張るね。」
上から声がして目を上げるとカフェスタッフの男性がにっこり微笑んでいました。彼はいつも私たちを見ていたとのこと。
同じ北海道の近隣地域出身、年も3歳差ということもわかり、すぐに意気投合。
1回目のデートで交際を求められ、お付き合いに発展しました。
お付き合いを始めた当初は久しぶり過ぎる彼氏に浮かれ、終始ハッピーモードだった私。
しかし二人の休みがなかなか合わず、ハロウィンもクリスマスもお正月も会えないという連絡が。
不安に思い、問いただしました。
すると、「実は別れられない彼女がいる」「彼女が別れない理由は分かってる。就活の頃、ずいぶん借金してまだ返済してないからなんだ」と言われました。
下を俯く彼に「あといくら残ってるの?」聞くと、「四百万。姉さんにも相談したけど断られて、女手一つで育ててくれた母さんには言えなくて」彼は悲しくつぶやくように返してきたんです。
「わ、私、三百万ならあるよ。」私は彼の悲しい顔が突き刺さるように辛く、とっさにそう答えていました。
それ以降、彼といる時間は増えましたが、会うたびにお金に困っていた彼はとても哀れ。
お姉さんも病気だそうで、入院費として三十万渡したこともありました。
彼はそのたび私に深く感謝し、「俺がしっかりして必ず幸せにするから、待っていてくれ」「必ず返済するから。結婚して欲しいと思ってる」とプロポーズもされました。
結婚しようと言われ、婚約者になるのなら・・と私もおかしなテンションだったのだと思います。
せびられるたびにお金を出していました。
しかしそんな関係が1年ほど続いたころ、突然彼と連絡が取れなくなりパニック!
そんな中突然、久しぶりに海外に行ったA子から連絡が。
添付された写真を見て思わず息を飲みました。一緒に写っているのは私の彼。
「覚えてる?彼だよ。実は日本にいるときから付き合ってたの。内緒にしてくれって言われてたから内緒にしてたんだけど・・。やっと渡航費が貯まったから会いに来てくれた。」
出典元:Weheartit.com
なんて返信をしていいのか、悩みました。私が自分の渡航のために貯めたお金は、すべて彼の元にいってしまったかと思うと悲しさより先に自分に腹が立ってきました。
そして、恥ずかしさもありA子には本当の事を言えずにいました。
数ヶ月後、再びA子から連絡。
「彼の居場所知らない?東京にいるはずだけど、お父さんが手術だって言ったっきり、連絡が取れないの・・。」
私は彼女に一言返信しました。
「お父さんは幼い頃亡くなったはずだけど。」と。
いかがでしたか?始めから大きな金額を請求してくるのは、かなり大胆ですね。
金額はいくらであれ、お金を平気で借りる男とは深入りする前に縁を切るのが良さそうです。